AWS Certified AI Practitioner(AIF-C01)の勉強では、AI用語を暗記するだけでは不十分です。問題の目的を読み取り、AI・機械学習の手法やAWSサービスの中から、要件に合うものを選ぶ練習が必要です。
AIF-C01はFoundationalレベルですが、生成AI、基盤モデル、プロンプトエンジニアリング、責任あるAI、セキュリティまで範囲が広く、似た用語の違いを曖昧なままにすると選択肢で迷います。一方で、モデルの実装や複雑な数式を問う試験ではないため、範囲を絞って問題演習を組み合わせれば短期間でも準備できます。
この記事では、AIとAWSの経験に応じた勉強時間、1・2・4週間の学習プラン、5つの出題分野の進め方、問題演習と模擬試験を始めるタイミングを具体的に解説します。途中には、Cloud Passに収録しているAIF-C01 v3の問題を日本語で解ける練習問題も用意しました。
先に結論
- AWSとAIの基礎があれば15〜25時間、どちらか一方が初めてなら25〜40時間を目安にする
- AIとAWSを初めて学ぶ場合は35〜55時間を確保する
- 第3分野「基盤モデルの応用」は28%で最も比重が高い
- 用語は定義だけでなく、どのユースケースで選ぶかまで確認する
- 1週目から問題を解き、最後はまだ解いていない65問・90分の模擬試験で判断する
AWSはAIF-C01合格に必要な標準勉強時間を公表していません。この記事の時間はCloud Pass編集部が学習計画用に設定した目安です。最初の問題演習と模擬試験の結果に合わせて調整してください。
AIF-C01はどんな試験?
AWS公式試験ガイドによると、AIF-C01はAIの概念とAWSのAIツールに関する基礎知識を検証し、ビジネスにおける実用的なAI活用に重点を置く試験です。
受験対象者として想定されているのは、AWSのAI・MLテクノロジーに携わった経験が6か月以下で、AI・MLソリューションを利用するものの、必ずしも自ら構築するわけではない人です。モデル開発、特徴量エンジニアリング、ハイパーパラメータ調整、AI・ML基盤の構築といった実装作業は試験範囲外とされています。
試験の概要は次のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| レベル | Foundational |
| 問題数 | 65問 |
| 試験時間 | 90分 |
| 合格点 | 1,000点満点中700点の換算スコア |
| 出題形式 | 択一選択、複数選択、並べ替え、内容一致 |
| 採点 | 採点対象50問、採点対象外15問 |
| 受験言語 | 日本語を含む複数言語 |
合格点700は正答率70%を意味しません。試験ごとの難易度差を調整した換算スコアであり、AWSは設問ごとの配点や合格に必要な正答数を公開していません。
AIF-C01の5つの出題分野
2026年7月時点のAWS公式試験ガイドでは、出題分野と比重は次のように示されています。
| 出題分野 | 公式比率 | 主に学ぶ内容 |
|---|---|---|
| 第1分野:AIとMLの基礎 | 20% | AI・ML用語、学習方法、ユースケース、モデル評価、MLOpsの基礎 |
| 第2分野:生成AIの基礎 | 24% | 生成AI、LLM、トークン、埋め込み、基盤モデルのライフサイクル |
| 第3分野:基盤モデルの応用 | 28% | モデル選択、プロンプト、RAG、カスタマイズ、モデル評価、AIエージェント |
| 第4分野:責任あるAI | 14% | バイアス、公平性、説明可能性、透明性、安全性 |
| 第5分野:セキュリティ、コンプライアンス、ガバナンス | 14% | データ保護、IAM、暗号化、監査、法令、ガバナンス |
第2分野と第3分野を合わせると52%です。生成AIと基盤モデルの用語だけでなく、要件に応じてRAG、ファインチューニング、プロンプトエンジニアリング、モデル評価を使い分ける判断を重点的に練習してください。
AIF-C01の勉強時間はどのくらい?
必要な勉強時間は、AIの知識だけでなく、AWSの主要サービス、IAM、責任共有モデル、料金体系にどの程度慣れているかで変わります。
| 現在の経験 | 勉強時間の目安 | 学習期間の目安 |
|---|---|---|
| AIとAWSを初めて体系的に学ぶ | 35〜55時間 | 4〜6週間 |
| AIの基礎は分かるがAWSのAIサービスは初めて | 25〜40時間 | 2〜4週間 |
| AWS認定を保有し、生成AIの用語にも慣れている | 15〜25時間 | 1〜2週間 |
この時間には、教材を読む時間だけでなく、問題演習、すべての選択肢の解説確認、模擬試験、弱点の復習を含めます。
AWS未経験の場合は、Amazon BedrockやSageMaker AIだけを覚えるのではなく、Amazon S3、AWS Lambda、IAM、暗号化、料金の基礎も確認してください。AWS公式も、ITとAWSクラウドの経験が浅い人にはAWS Cloud Practitioner EssentialsまたはAWS Technical Essentialsから始めるよう案内しています。
AIF-C01の勉強方法は5ステップ
1. 公式試験ガイドをチェックリストにする
最初にAWS公式試験ガイドを開き、5分野のタスクステートメントを確認します。各項目を次の3つに分類してください。
- 意味を説明でき、ユースケースも選べる
- 用語は知っているが、似た概念との違いを説明できない
- 初めて見る、または名前しか知らない
参考書や動画の順番にそのまま従うより、説明できない項目へ時間を多く配分します。AIF-C01の試験ガイドは改訂されており、エージェンティックAI、プロンプトキャッシュ、LLM-as-a-judgeなども対象に含まれています。学習開始時と受験前に最新の範囲を確認してください。
2. 用語を「目的・入力・出力」で整理する
AI用語を一行の定義だけで暗記すると、似た選択肢を区別できません。次の3点をセットで整理します。
- 何を実現したいときに使うか
- どのようなデータや指示を入力するか
- どのような結果が出力されるか
たとえば、固有表現認識は文書から人名や製品名などのエンティティを抽出し、要約は文書全体の重要な内容を短くまとめます。どちらも自然言語を扱いますが、求められる出力が異なります。
3. AWSサービスは役割の違いから覚える
AIF-C01では、AWSサービスの詳細な構築手順より、どの用途に適しているかが重要です。
| サービス | 最初に押さえる役割 |
|---|---|
| Amazon Bedrock | 複数の基盤モデルをAPIで利用し、生成AIアプリケーションを構築する |
| Amazon SageMaker AI | MLモデルの構築、トレーニング、デプロイ、評価、モニタリングを支援する |
| Amazon Q | 業務や開発を支援する生成AIアシスタント |
| Amazon Comprehend | テキストから感情、キーフレーズ、エンティティなどを抽出する |
| Amazon Rekognition | 画像と動画を分析する |
| Amazon Transcribe | 音声をテキストへ変換する |
| Amazon Translate | テキストを別の言語へ翻訳する |
| Amazon Personalize | 利用者ごとに商品やコンテンツを推薦する |
サービス名と説明を一対一で覚えるだけでなく、「この要件ならなぜ別のサービスではないのか」まで問題で確認してください。
4. 学んだ日に5〜15問解く
一つのテーマを学んだら、その日のうちに関連問題を解きます。最初の目的は高得点ではなく、覚えた知識が問題文の中でどのように表現されるかを知ることです。
復習では次の順番で確認します。
- 問題が求めている出力を一言でまとめる
- コスト、速度、データ、カスタマイズ、説明可能性などの制約を抜き出す
- 正解を決めた条件を確認する
- ほかの選択肢が解決する別の目的を確認する
- 分からない範囲だけ公式資料へ戻る
次の問題を実際に解いて、すべての選択肢を比較してみてください。
AIF-C01 v3 練習問題
長い報告書から要点を抽出する
ある病院ネットワークは、20〜50ページの臨床インシデント報告書を読み取り、安全性レビューに必要な要点を抽出するAIアプリケーションを計画しています。システムは、主要な内容を200語以内に要約して1リクエストあたり5秒以内に返し、同時に最大10人のレビュアーをサポートする必要があります。最も適切なソリューションはどれですか。
この問題では、「AIを使う」という広い条件ではなく、20〜50ページの報告書から重要な内容を抽出して200語以内にまとめるという出力要件が決め手です。NER、レコメンデーション、翻訳もAIのユースケースですが、求められている要約には対応しません。
5. 模擬試験で学習計画を修正する
5分野を一巡したら、知識が完全になるのを待たずに1回目の模擬試験を受けます。最初の目的は合否判定ではなく、分野別の弱点と90分の時間配分を把握することです。
復習後は、前回とは異なる問題セットで改善を確認します。同じ問題を短期間に繰り返すと、答えや選択肢の位置を覚えたことで正答率が上がり、準備状況を正しく判断しにくくなります。
1週間・2週間・4週間の学習プラン
現在の経験に近い期間を選んでください。ボタンを切り替えると、期間ごとの学習内容を確認できます。
AIF-C01 学習プラン
経験に合う学習期間を選んでください
勉強時間はCloud Pass編集部が設定した目安です。最初の問題演習の結果と、毎日確保できる時間に合わせて調整してください。
おすすめの対象
AIの基礎は知っているが、AWSのAIサービスに慣れていない人
合計時間
25〜40時間
1日の目安
1日90〜180分
1〜3日目
AI、ML、深層学習、教師あり・教師なし学習、回帰、分類、クラスタリングの違いを整理する。
4〜6日目
生成AI、基盤モデル、トークン、埋め込み、プロンプト、RAG、ファインチューニングを比較する。
7〜9日目
Amazon Bedrock、SageMaker AI、Amazon Qと、音声・画像・言語系サービスの用途を問題で確認する。
10〜11日目
責任あるAI、バイアス、公平性、説明可能性、ガードレール、データ保護を復習する。
12〜14日目
5分野の混合問題と模擬試験を解き、正答率が低い分野だけを公式資料へ戻って補う。
短期間で終えること自体を目標にしないでください。予定した内容を終えても、まだ解いたことのない問題で選択肢を除外した理由を説明できなければ、弱い分野を追加で復習します。

AIF-C01学習プラン · 無料10問・全334問・模擬試験3セット
今日の無料10問から、AIの知識を使える力に変える
Cloud PassにはAIF-C01の問題を334問、65問の模擬試験を3セット収録しています。すべての選択肢の理由を確認し、分からない点は表示中の問題についてAIチューターに質問できます。
2週間で進める場合の具体的なロードマップ
AIの基礎は知っているものの、AWSのAIサービスに慣れていない人は、1日90〜180分、週6〜7日を目安にします。
| 日程 | 学ぶ内容 | 問題演習の目的 |
|---|---|---|
| 1〜3日目 | AI・MLの基礎、学習方法、ユースケース、評価指標 | 回帰・分類・クラスタリングなどを目的から選ぶ |
| 4〜6日目 | 生成AI、LLM、トークン、埋め込み、基盤モデル | 生成AIと従来のMLを区別する |
| 7〜9日目 | Amazon Bedrock、プロンプト、RAG、モデルのカスタマイズ | 要件に合う基盤モデルの活用方法を選ぶ |
| 10〜11日目 | 責任あるAI、バイアス、公平性、説明可能性 | リスクを特定し、適切な対策を選ぶ |
| 12〜14日目 | セキュリティ、ガバナンス、混合問題、模擬試験 | 5分野の弱点と90分の時間配分を確認する |
1〜3日目:AIとMLの基本用語をつなげる
AI、ML、深層学習、生成AI、エージェンティックAIの関係を整理します。教師あり学習、教師なし学習、強化学習は、定義だけでなく、分類、回帰、クラスタリングなどのユースケースと結び付けてください。
モデル評価では、正解率、適合率、再現率、F1スコアが何を示すかを確認します。数式を解くより、偽陽性と偽陰性のどちらを重視する場面かを判断できることが重要です。
4〜6日目:生成AIの基本単位を理解する
LLM、基盤モデル、トークン、埋め込み、ベクトル、推論、Temperatureなどの用語を整理します。
特に、トークンと埋め込み、プロンプトとコンテキスト、生成AIと従来の予測モデルを混同しないようにしてください。問題文の「文章を作る」「内容を要約する」「画像を生成する」は生成AI、「売上を予測する」「不正を分類する」は従来のMLが候補になります。
7〜9日目:基盤モデルの活用方法を比較する
第3分野は28%で最も比重が高いため、次の違いを重点的に確認します。
- プロンプトエンジニアリング:モデルの重みを変えず、指示や例で出力を調整する
- RAG:外部データを検索し、関連情報をプロンプトへ加えて回答させる
- ファインチューニング:学習データを使ってモデルの振る舞いを特定の用途へ調整する
- 継続的事前学習:新しい大量のコーパスを使い、基盤モデルの知識を更新する
- モデル蒸留:大きなモデルの能力を、より小さなモデルへ移す
Amazon Bedrockで利用できる機能と、SageMaker AIでモデルを構築・運用する場合の違いも整理してください。
10〜11日目:責任あるAIを判断問題で学ぶ
バイアス、公平性、説明可能性、透明性、堅牢性、安全性は、言葉の定義だけでなく、どのようなリスクを減らすための考え方かを確認します。
たとえば、モデルの判断根拠を説明する必要がある場合は説明可能性、人口統計グループ間の結果差を確認する場合は公平性とバイアス、生成AIの不適切な出力を制御する場合はガードレールが重要になります。
12〜14日目:セキュリティと模擬試験で仕上げる
IAMの最小権限、保存時と転送時の暗号化、データの出所、監査ログ、個人情報、コンプライアンス、責任共有モデルを確認します。
12日目または13日目に65問・90分の模擬試験を受け、正答率が低い分野を二つまでに絞ります。残りは公式試験ガイドと問題の解説を使い、理解できていない判断基準だけを復習します。
1日30分・60分・90分の学習ルーティン
まとまった時間を取れない日でも、教材を読むだけで終わらせず、問題演習を組み合わせます。
| 使える時間 | 学習ルーティン |
|---|---|
| 30分 | 公式教材を10分確認し、3〜5問解いて、迷った1問の全選択肢を復習する |
| 60分 | 一つの出題テーマを25分学び、8〜12問を解いて誤答を復習する |
| 90分 | 基礎学習を30分行い、10〜15問を解き、弱点の公式資料まで確認する |
15問を急いで終えるより、5問について正解の根拠と不正解の選択肢を除外した理由を説明できる方が理解は深まります。
5分野へ勉強時間をどう配分する?
最初の一巡では、公式の出題比率に合わせて時間を配分します。40時間学習する場合の初期配分は次のとおりです。
| 分野 | 公式比率 | 40時間の場合 |
|---|---|---|
| AIとMLの基礎 | 20% | 約8時間 |
| 生成AIの基礎 | 24% | 約10時間 |
| 基盤モデルの応用 | 28% | 約11時間 |
| 責任あるAI | 14% | 約5〜6時間 |
| セキュリティ、コンプライアンス、ガバナンス | 14% | 約5〜6時間 |
一巡後は公式比率ではなく、自分の分野別正答率に合わせて変えます。たとえば第3分野が75%でも第5分野が50%なら、次の数日は第5分野へ多くの時間を使ってください。
公式教材・問題集・AIチューターの使い分け
公式教材は範囲と用語の確認に使う
AWS公式試験ガイドとAWS Skill Builderは、現在の出題範囲を把握し、知識の土台を作るために使います。生成AI分野は更新が速いため、古い教材と内容が異なる場合は公式試験ガイドとAWSドキュメントを優先してください。
問題集は選択肢を比較するために使う
問題集では、正解数だけでなく、問題文のどの条件を見て選んだかを確認します。不正解の選択肢についても、その選択肢がどのような用途なら正解になるか説明されている教材を選びましょう。
Cloud Passには、AIF-C01の問題を334問、65問の模擬試験を3セット収録しています。最初の10問は無料で試せます。
| 学習機能 | AIF-C01でできること |
|---|---|
| 分野別問題演習 | 5つの出題分野から弱点を重点的に学習 |
| 選択肢別解説 | 正解の根拠と、すべての不正解選択肢を除外する理由を確認 |
| AIチューター | 表示中の問題について、その場で追加質問 |
| 模擬試験 | 65問・90分のセットで時間配分を確認 |
| 学習分析 | 分野別正答率、解答数、学習履歴を確認 |
AIチューターには「条件が変わると答えも変わるか」を聞く
解説を読んでも似た選択肢を区別できない場合は、表示中の問題についてAIチューターへ質問できます。
質問例
要約ではなくNERを選ぶのはどんな場合?
AIチューターの回答例
文書全体を短くまとめるのではなく、医薬品名、組織名、日付、患者識別子など、特定のエンティティを抽出して構造化したい場合はNERが適しています。問題文で「主要な内容を短くまとめる」とあれば要約、「特定の項目を識別して抽出する」とあればNERを検討します。
答えだけを尋ねるのではなく、次のように質問すると別の問題にも応用できます。
- 問題文のどの条件が決め手だった?
- 迷った選択肢は、どの要件なら正解になる?
- RAGではなくファインチューニングを選ぶのはどんな場合?
- BedrockとSageMaker AIは、試験ではどう区別すればよい?
- 説明可能性と透明性はどう違う?
模擬試験はいつから始める?
5分野を一巡した時点で、1回目の模擬試験を受けます。4週間プランなら3週目の終わり、2週間プランなら12日目前後、1週間プランなら5〜6日目が目安です。
1回目は現在地を測る
点数だけでなく、90分で最後まで解けるか、どの分野と設問形式で時間を使ったかを確認します。誤答は次の4種類に分けてください。
- 用語やサービスを知らなかった
- 似た概念の違いを整理できていなかった
- 問題が求める出力を読み違えた
- コスト、速度、セキュリティなどの条件を読み落とした
2回目以降は別の問題セットを使う
同じ模擬試験の解き直しは復習に役立ちますが、受験準備の判定には向きません。弱点を補った後は、まだ解いていないセットで改善を確認してください。
受験時期を判断する目安
Cloud Pass編集部では、次の項目を、受験時期を判断する際の目安としています。AWSの公式合格基準ではありません。
- まだ解いたことのない複数の模擬試験で80%前後を安定して取れる
- 5分野すべてで70%以上を維持できる
- 正解だけでなく、不正解の選択肢を除外した理由も説明できる
- 90分以内に解き終え、見直し時間を残せる
- 同じ問題の文言や選択肢を暗記した結果ではない
AIF-C01の勉強でよくある失敗
生成AIだけに偏る
生成AIと基盤モデルは全体の52%を占めますが、AI・MLの基礎、責任あるAI、セキュリティも採点対象です。5分野を一巡してから、正答率が低い分野へ時間を追加してください。
Amazon Bedrockだけを覚える
AIF-C01ではBedrockが重要ですが、SageMaker AI、Amazon Q、Comprehend、Rekognition、Transcribe、Translate、Personalizeなども対象です。サービス名を単独で覚えず、入力、出力、利用目的を比較してください。
用語の定義だけを暗記する
トークン、埋め込み、RAG、ファインチューニングを一行で説明できても、問題の要件から選べなければ得点につながりません。学んだその日に問題を解き、判断の軸を確認してください。
同じ問題だけを繰り返す
短期間に同じ問題を繰り返すと、答えや選択肢の位置を覚えます。復習後は異なる問題と模擬試験を使い、別のシナリオでも判断できるか確認してください。
合格点700を正答率70%と考える
700点は換算スコアです。模擬試験の正答率を本番の点数へ直接換算せず、複数の初見セットにおける安定性で判断してください。
試験直前7日間の進め方
| 日 | やること |
|---|---|
| 7日前 | 65問・90分の未回答セットを解き、弱い分野を二つまでに絞る |
| 6〜5日前 | 弱い分野の公式試験ガイドと関連問題を復習する |
| 4日前 | 別の模擬試験を受け、正答率と時間配分の改善を確認する |
| 3〜2日前 | 誤答メモ、AWSサービスの使い分け、責任あるAI、セキュリティを見直す |
| 前日 | 新しい範囲を増やさず、短い復習と受験環境の確認で終える |
| 当日 | 迷う問題に印を付け、未回答を残さず最後に見直す |
前日に新しい教材や長時間の模擬試験を詰め込まず、睡眠時間を確保してください。
AIF-C01の勉強方法に関するよくある質問
AWS未経験でもAIF-C01から始められますか?
受験に前提資格はありません。ただし、AWS公式はITとAWSクラウドの経験が浅い場合、AWS Cloud Practitioner EssentialsまたはAWS Technical Essentialsから始めるよう案内しています。IAM、責任共有モデル、主要サービス、料金の基礎を先に確認すると進めやすくなります。
数学やプログラミングは必要ですか?
高度な数学やコーディングを行う実技試験ではありません。AWS公式試験ガイドでも、モデルやアルゴリズムの開発、ハイパーパラメータ調整、数学的・統計的分析は対象外とされています。ただし、評価指標やAI・MLの基本概念を説明できる知識は必要です。
CLF-C02とAIF-C01はどちらを先に受けるべきですか?
AWS全体のサービス、セキュリティ、料金を広く学びたい場合はCLF-C02、AI・ML・生成AIを中心に学びたい場合はAIF-C01が適しています。AWS未経験で両方を取得する予定なら、CLF-C02の基礎を先に学ぶとAIF-C01のAWS関連項目を理解しやすくなります。
1日何時間勉強すればよいですか?
2週間で準備するなら1日90〜180分、4週間なら1日60〜120分を一つの目安にします。週末だけ長時間学ぶより、短時間でも継続して問題演習を行う方が、似た概念を区別する判断の軸が定着しやすくなります。
AWS Skill Builderだけで合格できますか?
公式教材で試験範囲と正しい用語を学べます。ただし、本番で似た選択肢を比較するためには問題演習も必要です。公式教材、選択肢別の解説がある問題集、まだ解いていない模擬試験を組み合わせてください。
問題集は何周すればよいですか?
周回数だけを目標にしないでください。1周目は知識不足と読み落としを特定し、復習ではすべての選択肢の役割を説明できるか確認します。その後は、まだ解いていない問題と模擬試験で、同じ判断を別のシナリオへ応用できるか確かめてください。
まとめ:用語を学んだ日に問題で使う
AIF-C01の勉強方法で重要なのは、AI用語を順番に暗記することではありません。公式範囲を確認し、用語を目的・入力・出力で整理し、その日のうちに問題を解いて、似た選択肢との違いを確認する流れを繰り返します。
AWSとAIの基礎があれば15〜25時間、どちらか一方が初めてなら25〜40時間、両方を初めて体系的に学ぶなら35〜55時間を一つの目安にしてください。
今日の学習時間を決めたら、まず無料10問を解いてみましょう。間違えた問題と最後まで迷った問題から、次に学ぶべき分野が見つかります。
公式情報

AIF-C01学習プラン · 無料10問・全334問・模擬試験3セット
今日の無料10問から、AIの知識を使える力に変える
Cloud PassにはAIF-C01の問題を334問、65問の模擬試験を3セット収録しています。すべての選択肢の理由を確認し、分からない点は表示中の問題についてAIチューターに質問できます。



