AWS Certified Developer - Associate(DVA-C02)の問題集を選ぶときは、問題数だけでなく、シナリオの条件から使うべきサービスや設定を判断できるかを確認することが重要です。
DVA-C02では、単にサービスの機能を知っているだけでは解きにくい問題が出ます。「1件でも基準を超えたら通知」「複数アカウントから安全に取得」「更新を直ちに反映」といった条件を読み取り、似た選択肢を比較しなければなりません。
この記事では、DVA-C02の出題範囲に沿った無料練習問題を3問掲載しています。回答後は、正解だけでなく選ばなかった選択肢が不正解となる理由もすべて確認できます。
掲載している問題は学習用に作成したもので、実際の認定試験問題を転載・再現したものではありません。
この記事でできること
- DVA-C02形式の無料練習問題を3問解く
- 正解の根拠と、すべての不正解選択肢を除外する理由を確認する
- 問題文から決め手となる条件を見つける
- DVA-C02問題集を選ぶ基準を確認する
- Cloud Passの無料10問へそのまま進む
DVA-C02の試験形式と出題範囲
AWS公式サイトによると、DVA-C02はAWS上のアプリケーションを開発、テスト、デプロイ、デバッグする能力を問うAssociateレベルの試験です。対象者には、AWSサービスを使用したアプリケーションの開発と保守について、1年以上の実務経験が推奨されています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 試験時間 | 130分 |
| 問題数 | 65問 |
| 設問形式 | 択一選択、複数選択 |
| 採点対象 | 50問 |
| 採点対象外 | 15問。どの問題かは受験者には分からない |
| 合格点 | 1,000点満点中720点の換算スコア |
| 対応言語 | 日本語、英語、韓国語など |
出題範囲は4分野で構成されています。
| 分野 | 出題比率 | 主な内容 |
|---|---|---|
| 第1分野:AWSのサービスによる開発 | 32% | API、サーバーレス、データストア、メッセージング、アプリケーション統合 |
| 第2分野:セキュリティ | 26% | 認証・認可、暗号化、シークレット管理 |
| 第3分野:デプロイ | 24% | CI/CD、IaC、デプロイ戦略、アプリケーションのパッケージ化 |
| 第4分野:トラブルシューティングと最適化 | 18% | ログ、メトリクス、トレース、性能と障害の分析 |
第1分野の比率が最も高いものの、セキュリティとデプロイを合わせると全体の半分を占めます。LambdaやDynamoDBだけに偏らず、IAM、KMS、Secrets Manager、CloudFormation、CodeDeploy、CloudWatchなども問題演習で確認してください。
無料練習問題3問の解き方
次の3問は、第1分野から第3分野まで異なるテーマを選んでいます。正解を当てるだけでなく、次の順番で考えてみてください。
- 問題が最終的に求めていることを一言でまとめる
- 数値、時間、アカウント数、運用負担などの条件を拾う
- 条件を満たさない選択肢から除外する
- 回答後に、選ばなかった選択肢の本来の用途も確認する
正解した問題でも、ほかの選択肢を選ばない理由を説明できなければ、同じサービスが別の条件で登場したときに迷う可能性があります。
DVA-C02 無料練習問題
開発シナリオを3問解いてみる
回答後は、選ばなかった選択肢を含め、正解・不正解となる理由をすべて確認できます。
第1分野 · AWSのサービスによる開発
練習問題1:1件の遅延も見逃さず通知する
Amazon ECSとAWS Fargateで決済承認マイクロサービスを運用しています。各承認処理は2秒未満で完了する必要があり、1件でも2秒以上かかった場合は開発チームへ通知しなければなりません。運用上の負担を最小限に抑える方法はどれですか。
第2分野 · セキュリティ
練習問題2:複数アカウントからシークレットを取得する
2つのAWSアカウントで稼働するECS Fargateのコンテナが、外部REST APIのベアラートークンを実行時に取得します。トークンは保存時と転送時に暗号化し、両方のアカウントから利用できるようにする必要があります。管理の手間が最も少ない方法はどれですか。
第3分野 · デプロイ
練習問題3:CloudFrontへ更新をすぐ反映する
Amazon S3をオリジンとするCloudFrontでWebアプリを配信しています。CI/CDで同じオブジェクトキーを上書きしましたが、TTLとCache-Controlが86,400秒のため、利用者には古い画面が表示されています。更新内容を直ちに配信する方法はどれですか。

DVA-C02問題演習 · 無料10問・全548問・模擬試験6セット
3問の続きは、アプリの無料10問で確認
Cloud PassにはDVA-C02の問題を548問、模擬試験を6セット収録しています。回答後はすべての選択肢の理由を比較でき、分からない点は表示中の問題を見ているAIチューターへその場で質問できます。
3問から分かるDVA-C02の判断ポイント
「1件でも」と「平均」を区別する
練習問題1の決め手は、1件の承認処理でも2秒以上かかったら通知するという条件です。
1分間の平均値を監視すると、1件だけ大きく遅延しても、ほかの処理が速ければ平均値はしきい値を下回る可能性があります。問題文に「any」「single」「少なくとも1件」といった条件がある場合は、平均だけで要件を満たせるかを確認してください。
また、SQSやKinesisへ処理時間を送る構成でも検知はできますが、値を読み取って判定する仕組みが別途必要です。「運用上の負担を最小限にする」という条件があれば、CloudWatchのカスタムメトリクス、アラーム、SNSというマネージドサービスの組み合わせが優先されます。
シークレット専用サービスを選ぶ
練習問題2では、次の3点を同時に満たす必要があります。
- 実行時にベアラートークンを取得する
- 保存時と転送時に暗号化する
- 2つのAWSアカウントから利用する
DynamoDBやS3にも暗号化した値を保存できますが、シークレットの取得や更新をアプリケーション側で管理する必要があります。AWS Secrets Managerは、APIキーやトークンなどの機密情報を扱うためのサービスです。
さらに、クロスアカウントアクセスでは、シークレット側のリソースベースポリシーだけでなく、暗号化に使うKMSキーの権限も必要です。別アカウントに権限を付与できるカスタマーマネージドキーを選ぶ点まで確認しましょう。
オリジンとキャッシュを別々に考える
練習問題3では、S3上のファイルは更新されているのに、CloudFrontから古い画面が配信されています。
S3の同じオブジェクトキーを上書きしても、CloudFrontのエッジロケーションにあるキャッシュは自動では削除されません。すぐに反映する必要がある場合は、変更したパスを無効化します。
長期的には、app.20260728.jsのようにビルドごとにファイル名を変える方法も有効です。ただし、問題文で「同じキーを上書きした」「直ちに反映したい」と指定されている場合は、CloudFrontの無効化が直接的な答えになります。
DVA-C02問題集を選ぶ5つの基準
1. 現行のDVA-C02試験ガイドに対応している
古いDVA-C01向け教材や、更新日の分からない問題集は避けます。現在の4分野と、その範囲に含まれるAWSサービスに対応しているかを確認してください。
2. すべての選択肢に解説がある
DVA-C02では、どの選択肢も一見すると実現できそうに見える問題があります。「正解はC」だけではなく、A、B、Dが問題のどの条件に合わないのかまで説明する問題集を選びましょう。
3. サービス単体ではなく組み合わせを学べる
実際の開発では、CloudWatchとSNS、Secrets ManagerとKMS、S3とCloudFrontのように、複数サービスを組み合わせます。問題演習でも、各サービスの役割とデータの流れを整理できることが重要です。
4. 4つの出題分野を偏りなく練習できる
LambdaやAPI Gatewayの問題だけを多く解いても、セキュリティ、デプロイ、トラブルシューティングの弱点は残ります。分野別の問題数と正答率を確認できる問題集が適しています。
5. 65問を通して解ける模擬試験がある
本番は65問を130分で解きます。知識を確認する短い問題演習とは別に、初見の65問を最後まで解き、迷った問題へ戻る時間を確保する練習が必要です。
Cloud PassのDVA-C02問題集
Cloud Passでは、DVA-C02の問題を548問、65問で構成された模擬試験を6セット収録しています。最初の10問は無料で試せます。
| 機能 | 内容 |
|---|---|
| 練習問題 | 全548問 |
| 無料体験 | 10問 |
| 模擬試験 | 65問 × 6セット |
| 選択肢別解説 | 正解とすべての不正解選択肢を理由付きで説明 |
| AIチューター | 表示中の問題について、その場で質問可能 |
| 学習分析 | 分野別正答率、全体の正答率、解答数などを確認 |
| 対応端末 | iPhone、iPad、Android |
解説を読んでも分からない場合は、問題画面からAIチューターを開き、「なぜ平均値ではだめなの?」「この選択肢なら何を変更すれば要件を満たす?」と続けて質問できます。
問題演習と模擬試験の進め方
最初の1周は正答率より判断根拠を重視する
初めから高い正答率を目指す必要はありません。問題文のどの条件を見落としたか、似たサービスをどう取り違えたかを記録します。
誤答の原因は、次の3つに分けると復習しやすくなります。
- サービスや機能を知らなかった
- 似た選択肢の違いを説明できなかった
- 数値、時間、運用負担などの条件を読み落とした
分野別演習で弱点を埋める
最初の問題演習で弱い分野が分かったら、その分野を優先して解きます。特にセキュリティでは、IAMポリシー、リソースベースポリシー、KMSキーポリシーの役割を整理してください。
模擬試験は初見のセットを残しておく
同じ問題を繰り返すと、理解していなくても答えの位置を覚えてしまいます。復習用のセットとは別に、受験前の実力確認に使う初見の模擬試験を残しておきましょう。
よくある質問
DVA-C02の問題集は何問あれば十分ですか?
問題数だけで合否は決まりません。4分野を網羅し、すべての選択肢の理由を確認できることが重要です。同じ問題の答えを覚えないように、復習用とは別に初見問題を確保できる問題数があると学習しやすくなります。
DVA-C02ではコーディング問題が出ますか?
AWS公式の試験形式は択一選択と複数選択です。実際にコードを書く実技試験ではありません。ただし、コード例、CLIコマンド、ポリシー、環境変数、デプロイ設定などを読み取る知識は必要です。
無料問題だけで合格できますか?
無料問題は、現在の理解度や解説との相性を確認するのに向いています。一方、4分野の弱点を把握し、65問を130分で解く練習をするには、十分な問題数と複数の模擬試験が必要です。
模擬試験では何点を目標にすればよいですか?
AWS公式の合格点は1,000点満点中720点の換算スコアです。これは模擬試験の正答率と同じではありません。Cloud Pass編集部では、初めて解く複数の模擬試験で80%前後を安定して取れる状態を一つの目安としています。これはAWS公式の合格基準ではありません。
DVA-C02の問題を解くとき、最初に何を確認すればよいですか?
まず、問題が求める結果と制約を分けて確認します。「最小の運用負担」「直ちに」「複数アカウント」「1件でも」などの表現は、選択肢を絞る重要な手掛かりです。
まとめ
DVA-C02の問題集では、サービス名と機能を暗記するだけでなく、シナリオの条件から正解を選ぶ練習が必要です。
問題を解いた後は、正解の理由だけでなく、すべての不正解選択肢について「どの条件を満たさないのか」「どのような場面なら使えるのか」を確認してください。
Cloud Passでは、無料10問からDVA-C02の問題演習を始められます。全548問、65問の模擬試験6セット、選択肢別の解説、AIチューター、分野別の学習分析を使い、判断に迷う理由を一つずつ解消できます。
公式情報

DVA-C02問題演習 · 無料10問・全548問・模擬試験6セット
3問の続きは、アプリの無料10問で確認
Cloud PassにはDVA-C02の問題を548問、模擬試験を6セット収録しています。回答後はすべての選択肢の理由を比較でき、分からない点は表示中の問題を見ているAIチューターへその場で質問できます。



